サイトを作り込んだまではいいが、その後半年くらい更新が途絶えていた。
そして、同時に今まで感じたことのないネガティブな感情にさいなまれていた。
目立った嫌なことがあるなら原因が明確だからまだいいが、そういうことでもなく、
ただただ「嫌だ」という感情がずっと消えない。
何のために生きているんだろう、こんなことするために生きているのか。
なんでこうも思い通りにいかないんだ、会社では嫌ことしか目にいかない。
一方で、客観的に見ると、自分がただギャーギャーいっているだけのも分かる。
だけど、何をしてもこの辛い感覚が残る。
とにかく自分の気持ちを書きなぐって整理したり、上司に相談したりした。
それでもダメだった。
すべてに感謝しよう。嫌なことに目を向けるのではなく、良いことに目を向けよう。
今ある環境の中で、少しでも楽しいと思えることを見つよう。
というありがたい言葉は本当にそうだ。絶対にやったほうがいい。
そう思ってやってみる。でも、できないときがある。
世にある自己啓発やビジネス書には、
このできないに焦点を当てて、どうしたらよいかを説明してくれる人がいない。
このまま我慢し続けると、体調を壊し、鬱になったり癌になったりするんだな、と思ったりもした。
今までなんで世の中には体調を崩してまで仕事し続ける人がいるだろうと思っていたけど、こういう小さな我慢の積み重ねなんだなと実感した。
だから、
体調崩して死ぬのと、会社辞めてホームレスになって死ぬのだったら、
会社辞めた方が自分の心に従っているからそっちの方がいいな
と結構半分本気で思っていた。
そんな矢先、答えが見つかったのだ。
それも思いがけないところに。
僕の場合はなんてことない、人に相談することだった。
今まで愚痴を言うとか、こんなことあったというのを人に話すこと一切やってこなかった。36年間ずっと。
マジにそれの何が良いのか分からなかったから。
なんでそんな分かりきったことをやって、実際にそうなって、悲しくなって、人に話して楽になる、
というサイクルを繰り返しているのか、本当に自分ごととしては共感できなかった。
いや、そういう人がいるのは理解しているし、それが良いものだというのは分かっているのだけど、
自分はそういう性格ではない、と思っていた。
だから、今まで相談や愚痴を言うということは一切やってこなかった。
余談だけど、これの良い効用としては、人とのイザコザが一切ないこと。人間関係で悩むことがないこと。
悪い効用としては、友達が一切できないこと。
(ここでの友達はいわゆる業後や休日に飲んだり遊ぶという意味。)
そんな中何を思ったか、急に親へ連絡してみたのだ。
今日電話できる?と。
この心境はまた後日整理してみたいが、とにかく急に連絡した。
すると、まさかのところに今回のモヤモヤが落ちていたことに気づいたのだ。
そのまま自分ひとりで考えていたら、おそらく気づかなかった。
相談や愚痴をいうことで楽になるってこんな感じだったんだ。
これ自分には無縁だと思っていたけど、自分にも当てはまったんだ。
やっと人間に近づいたなと実感した出来事だった笑
まさかのモヤモヤについてはまたあした。
相談・愚痴を言うことで楽になるということの意味
2022-02-12
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