自分の中のあるあるネタとして、
よし!明日は区切りがいいから明日から完璧に習慣化しよう、というのがある。
セットとして「明日からやるとして今日はまあいいか」も付いてくる。
区切りは、月曜日だったり、月初だったり、年始だったり、10,20日などの区切りが良い日だったり、
何でもかんでも理由付けをする笑。
そして必ず最終的には失敗=習慣化しないのだ。
なんでなのか。
もちろん科学的なアプローチとやらで、ある程度習慣化は実現できるだろう。
でもここでは精神の面で考えてみたい。
なぜそもそも良い習慣化を目指そうとするのか。
もう端的に言ってしまうと、
「今の自分を否定している」
というのが最有力の理由だと個人的には思う。
今の自分がダメだと思っているから、
良い習慣を毎日実践することで素晴らしい人間になる。
そうすれば、みんなから認めてもらえる。
という思いが奥底に潜んでいる。
心理学的な分析をするのであれば、
完璧にこなしている自分を想像することで自己否定の感情が癒やされている、ともいえるだろう。
つまり習慣化を考える際、どうやったらできるのだろうか、というアプローチの他に、
そもそも自分否定が根底にないか、肯定していたらそれをやるのか、というアプローチをするべきだ。
すると「あれ、自分で自分を認めていたら、これ習慣化しなくていいや」ということに気づく。
自分で自分を認めるのが難しければ、
「好きな人から今の習慣化していない自分を好きと言われた」
と想像してほしい。
好きな人はアイドルでも実際の人でも誰でもOKだ。
これだけで、なんでこんなに習慣化しようとしていたのだろう、という瞬間が訪れる。
もちろん全ての人がそうだとは言わないが、少なくとも僕はそうだった。
なにか参考になれば幸いだ。
明日から完璧にがんばるぞの罠
2022-05-04
コメント