"楽しむための勘所を持つ"という生き方の提案

カフェ_森の図書館【アーティストデート4回目】

今回はちょっと趣旨の変わったカフェに行ってみた。

渋谷にあるカフェなのだが、本がずらっと並んでいて、
それは図書館を思わせるというコンセプト。

料金体系も時間制で、
1時間1,000円、3時間2000円、ドリンク飲み放題、
みたいな漫画喫茶に似たものになっている。

何より変わっているのが、入店する際、
インターホンを押さないとダメ
ということ。

普通に緊張するし、
なぜわざわざこんな敷居を高くしているのかは分からない。

コンセプトがあってそうしているんだろうけど、
功を奏しているかはなんとも言い難いかった。

入ってみると長方形のこじんまりした店内。

壁際に一面本が並んでいて、壁に沿う形で机と椅子、コンセントが置かれている。
中心には、2,3人用の横長の机が数点。

土曜日の午前中に行ったのが、お客さんは一人しかおらず、
途中は僕一人だけという時間もあった。

結局読んだのは「ずっとやりたかったことをやりなさい2」と「ブルーピリオド」という漫画笑。

「ずっとやりたかったことをやりなさい2」は座った席の目の前にたまたまあって、
これは!ということでパラパラ読みをした。
(特に内容は「1」と変わらずというかよくある水増し)

「ブルーピリオド」は漫画には珍しい芸術を扱ったもの。

途中まで読んでいたが、最新刊含め読めてなかったので読んでみたくなり手に取ってみた。
それなら漫画喫茶いけっていう話なんだけれど笑。

めちゃくちゃ内面を抉ってくるから結構好き漫画の一つだったりする。

という余談はおいておいて、静かに集中できたのは良かったが、
総評すると中途半端だったな、という印象でした。

本もただ雑多に並んでいて何らのコンセプトがあるわけでもなく、
食事や飲み物も普通、机・椅子も普通で静かなカフェと同じような居心地。

の割には時間制で高いので、コスパが良くない。

もちろん人によってはこの静かな雰囲気が好きな人もいるとは思う。
でも個人的には、これなら漫画喫茶いくし、ちゃんと集中したいならフリースペース的なところ、
に行くかなという感想を抱いた。

結果当たりの場所ではなかったが、行った店が合っていたかどうか、個人的に良かったかどうか、
というのを一旦置いておいて、経験そのものに焦点が当たるからアーティストデートはいいんだろうな。

銀座での芸術と合わせてそう実感させられた4回目のアーティストデートだった。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次