現代は総じて「食べすぎ」なのは間違いない。
なぜかと言うと、ある重要な視点を考慮していないから。
それは消化だ。
「食事する=栄養」という観点だけでは片手落ちだし、
これのみの生活だと、何より不健康に近づく行為になってしまう。
物を食べると、栄養を吸収すると共に、消化することにもエネルギーが使われる。
入るだけではなく、出ていくという視点が必要だ。
そして、消化にも時間が掛かるのがポイント。
時間確保を踏まえると、1日3食は消化に必要な時間が取れない。
まさに、終わっていないのに次から次へ新しい仕事を振られ、終電になっても帰れないブラック企業と同じ。
ブラック企業は従業員にちゃんと休息を与えるのが必要なように、
身体にも消化するための時間を与える必要があるのだ。
3回は食べすぎだから、2回、いや1回となってき、1日1食という健康法が生まれた。
(個人的には1日1食でいいと思ってるけど、マッチョすぎるということであれば、1日2食で全然良いと思う)
似たような考えとして、胃を休めるためのプチ断食だとか、
細胞が新しくなり若返るという空腹によるオートファジーという機能とかがある。
要は、食べすぎないようにしようという点で言っていることは同じ。
科学的根拠がどうとかは置いておき、物事には陰陽・ポジティブネガティブがあるように、
身体にも、入れば出ていくという視点を持っておけば、自然と適切な回数になるのではないか、
と個人的には思う。
食べすぎ問題について
2022-03-05
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